2月16日の日中にアルデバラン食が起こります。残念ながら日中の現象ですから、観測するためには天体望遠鏡が必要になります。日本全国で条件良く観測できますから、天体望遠鏡をお持ちの方はぜひ観測してみてください。
観測地 | 潜入 | 出現 |
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札幌 | 16:02 | 17:03 |
東京 | 15:43 | 16:58 |
大阪 | 15:37 | 16:49 |
福岡 | 15:31 | 16:39 |
那覇 | 15:16 | 16:27 |
アルデバラン食が起こる位置 |
潜入は概ね15時半から16時頃に起こります。月の暗部への潜入となり、アルデバランは月の見えない陰の部分にパッと一瞬で隠されてしまいます。一方、出現は16時半から17時頃に起こります。潜入とは反対に、アルデバランは月の明部から、突然パッと現れます。
月に対するアルデバランの通り道 |
なお、2016年のアルデバラン食はこの後、5月8日、7月2日、9月22日、11月16日に起こります。しかし、11月16日以外は昼間や低空で起こるなど、条件が良くありません。