ふたご座流星群が極大、期待度大 2007年12月14日〜15日

今年のふたご群は条件良し

 12月5日から12月20日頃にかけて活動し、12月14日〜15日頃に極大となる流星群がふたご座流星群です。天体観測で一年の締めくくりはふたご座流星群という人も多いのではないでしょうか。流星の出現数が毎年安定している上に、特に近年は活発に活動するので、夏のペルセウス座流星群をしのぐほどの勢いがあります。今年も1時間あたりに最大で80個から100個もの出現が期待されています。

 気になる月明かりの条件ですが、今年の極大日は月齢5ということもあり、月は21時前後に沈んでしまいます。したがって、ほぼ一晩中月明かりを気にすることなく観測できますので、条件は最良といえます。また、極大の時刻は3時頃と予想されていますが、この頃には輻射点(または放射点ともいう)の高度が80度を超えており、輻射点がほぼ頭の真上にあります。こちらの意味からも、ふたご座流星群としては最大級に期待できます。

 寒い時期ではありますが、防寒対策をしっかりして万全の体制で観測にのぞみたいところです。流星観測にあたっては、次のリンクも参考にしてください。

2007年ふたご座流星群の一晩での出現イメージ

ふたご座流星群の一晩での出現イメージ
※一度にこれほど多くの流星が見られるわけではありません。
条件の良い場所から見た場合に一晩でこれくらいと思ってください。

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女: あっ、流れ星!
男: もしかすると、ふたご座流星群の流れ星かも。
女: えっ、そうなの? たくさん流れ星を見られるのかなあ。
男: もう少し二人でいっしょに見てようか。
女: うん!
(イチャ、イチャ、・・・)

つる: どうか二人の仲が、流れ星といっしょに流れませんように。
男女: 縁起でもないことを言うな。バコッ! (つるちゃん、今月もなぐられた・・・)
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