ふたご座流星群が極大 2004年12月14日

ふたご座流星群

 ペルセウス座流星群、しぶんぎ座流星群と並んで3大流星群のひとつに数えられるふたご座流星群が、12月13日から14日未明にかけて極大をむかえます。ふたご座流星群は毎年安定した活動をするので、年による当たり外れが少ない流星群です。条件が整えば1時間あたり50個から70個くらいの出現が期待できます。しかも一晩中観測できるので、観測できる流星の数は年間を通して最も多い流星群であるといえます。

 今年の場合は12月12日が新月ですから、極大となるこの日は、月明かりの影響を受けずに一晩中流星の天体観測をすることができます。ということで、今年の条件は最高。寒い季節ではありますが、今年のふたご座流星群はちょっと目が離せませんね。

2004年12月14日0時頃 南の空でのふたご座流星群の出現イメージ