天王星が衝 2025年11月21日

 11月21日は天王星が衝となります。
 
 天王星といえば海王星の次に地球から遠い惑星です。土星の公転軌道の長半径が9.55AUであるのに対して天王星は19.21AUですから、ちょうど2倍ほど遠い位置にあります。しかも土星の赤道半径が60,268Kmであるのに対して天王星は25,559Kmと、土星の4割ほどしかありません。
 
 そんなこともあって、地球から見た天王星は暗いものです。今回は衝ということで目いっぱい地球に近づいています。それでも5.6等ということで、肉眼で見えるギリギリの明るさしかありません。

星図を拡大(前後10日間の天王星の経路)

 天王星の視直径は3.7秒しかありませんので、天体望遠鏡を向けたところで表面模様は見えません。しかしそれでも、高倍率で観測すると小さな円盤像に見えますので、恒星とは異なる天体であることが確認できます。また、独特の青緑色をしていますので、他の恒星と見間違えることはありません。
 
 場所はおうし座のプレアデス星団からそう遠くない所です。幸い前日が新月ということで、この日は月明かりがありません。20時ごろに東の方角を見上げ、星図を頼りに探して見られてはいかがでしょうか。

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