6月19日の夕方、水星と火星が0.5度まで近づく大接近となります。 下の星図は19時50分に西北西の低空を眺めた様子です。東京での日の入りは18時59分ですから、日没から50分たっています。しかし、空が完全に暗くなるのは20時48分ですから、あと1時間必要です。
間隔は0.5度とかなり狭いですが、水星の明るさは0.3等で、火星は1.8等しかありません。低空な上に薄明中ですから相当に見づらく、特に火星は双眼鏡が必須でしよう。