7月4日は木星が東矩となります。東矩とは地球から見た惑星が、太陽の東側へ90度離れた位置にやってくることです。下に示した太陽系の図では、太陽と地球と木星が作る角度が90度になっています。
これまで木星は良い観測対象となってきました。しかし、ひと頃に比べて沈む時刻が早まり、7月4日の場合は東京だと23時34分に沈みます。この後は10月27日の合を目指してどんどん太陽へ近づきます。これによって沈む時刻が早まり、観測条件も悪くなっていきます。
木星観測も終盤に差し掛かってきますので、今のうちにしっかり観測しておきましょう。
太陽系のようす |