5月23日の夜明け前、月と金星が並びます。金星は3月23日の内合の後、夜明け前の東天に見えますが、2ヶ月たってもあまり高度が高くなっていません。そのため薄明が残る中で、低空での観測となってしまいます。 下の星図は朝3時半ごろに東の方角を眺めたものです。高度は10度あまりと低い位置ですし、薄明が始まってから40分以上が経過しています。間隔は4.4度で、狭いわけではありません。全体的にあまり条件が良くありませんが、月も金星も明るい天体ですし、薄明の空でより映えるでしょう。