金星と木星が接近 2002年6月4日
金星は一番明るい惑星でその光度はマイナス4等にも達します。金星に次いで明るい惑星は木星で、マイナス2等星くらいの明るさです。
この明るい2つの惑星が夕空で接近します。再接近時は3時頃でその距離は1度38.8分ですが、この時間帯には日本からは見ることができません。それでも両惑星の接近は夕空で人々の目を引くことは間違いありません。近くには冬の星座であるふたご座のカストルとポルックスの明るい星もあり、興味深い眺めとなることでしょう。
下の絵は6月3日のまだ完全に暗くなりきっていない夕空の様子です。20時30分で光度10度あまりの低いところに見えています。金星も木星も十分に明るいので、探すのに苦労はないでしょう。西の方角の視界が開けた場所で見るようにしましょう。
金星と木星の接近の様子を「つるぷら for Javaアプレット」の中にある内惑星の位置でシミュレーションしてみましょう。 |